DOORS #2 by g.
 DOORにも、色々あると思います。そして、やはり人々との接点であるからか、建物に対するこだわりやその建物自体の性格を伺い知ることが出来ます。

 まずは、その強固な構えから発せられる圧倒的な存在感を放つ鉄製のDOOR。見るからに素材の持つ重厚感にあふれ、一見乱雑に並べられたように見える中に緻密に配置されたHANDLEやSECURITY LOCKなどのDOORを構成する要素。そして、いとも容易く重厚感あふれるDOORを抱きかかえるように支えるその安定感と、別な素材とその様式からもたらされる心地よいリズム感を放つ建物。そして、「102」と無表情にDOORは語りかける。
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 こちらは、四角形と三角形の整った配置により生まれる模様を使い、目が覚める様な色使いをしているDOOR。何気なく黒に塗られた面影を残すそのHANDLEのように型にはまっていたのであろうが、もうそんなことは無い。黒いトリムは、明るく彩られた開口部を際立たせる役割を十分に果たしている。その模様が織りなす奇妙な安心感に不思議な気持ちを覚える。
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 どちらのDOORも、まず他とは一線を画すという点で印象的である。そして、何よりもその二つのDOORの性格の違いにも注目したい。NYCと言う、特異な街の多くの文化的背景や社会的背景など、様々なものを映し出しているように思う。

 そのDOORの、向こうには同じ世界が広がっているのか、違う世界が広がっているのか、それとも何も無いのか。
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by newyork_info | 2006-10-25 11:18 | SOHO